顎関節症
顎関節症のご相談をよく頂きます。
顎関節症は従来は噛み合わせの悪さも原因の一つですが、
近年の研究で、実際には多くの要因が絡んでいることがわかってきています。
顎関節そのものがもともと弱いなどといった構造上の問題、
ストレスや不安などからくる顎の筋肉の緊張、
外傷などもあると考えられています。
また、日常生活における習慣や癖なども大きく影響していて、
例えば、頬づえや歯ぎしりや食いしばり、唇や頬の内側を噛む癖、
片側の歯での偏った噛み方の癖、うつぶせ寝の習慣、猫背など。
最近ではではスマートフォンや携帯電話、パソコンの長時間に及ぶ操作など
偏った姿勢での作業も原因の一つであることがわかっています。
顎関節症の症状がある方は、
レントゲンで確認すると顎の関節が左右で非対称になっている事が多いです。
その原因として、前歯の凸凹や奥歯が低い事により下の顎が後ろに下がり、
顎の関節が圧迫を受けてしまい、
関節の軟骨や関節頭が障害を受けているといったケースをよくお見かけします。
こういったケースでは矯正治療で改善する場合が多いです。
グランデンタルクリニックでは矯正希望でご来院いただいた患者様も、
顎の関節の診断も含めて総合的に診断いたします。
マウスピース矯正では１mmほど奥歯に隙間ができますので、
顎関節症の治療に効果がある場合があります。
症状が強い場合にはまず顎関節症を治療させていただいてから、
矯正治療を始める事をオススメいたしますが、
最善の治療法をご提案いたしますので、
どんなことでもお気軽にご相談下さい！
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